大樋長左衛門と作品の特徴について
大樋長左衛門の特徴とは？
大樋長左衛門は代々受け継がれてきている作品を作る作家で大樋長左衛門と言えば大樋焼で、ろくろを使わないでヘラと手だけで作成しているもので、使用する飴釉により、独特な飴色の仕上がりになる作品を多数輩出していることが特徴的な作家です。
現在の大樋長左衛門の作品は日本国内だけではなくて、アジアやヨーロッパ、アメリカなどの海外でもとても評価が高いため、さまざまな美術館に展示されることも多いものです。
そして息子の11代目はデザイナーでもあることから、一緒に制作に取り組んでいて、日本国内外で活躍しています。
そんな大樋長左衛門は10代目、11代目が活躍していて、その作品も作者によって雰囲気が違います。
同じ作り方をしているのに、色味や使い方、濃淡が違うのには驚くことが多いですが、これも個性だと思うと非常に興味深いものがあります。
同じ作り方をしているのに同じようにできない作品は、その個性を生かしたまま人々に愛されていて、国内外を問わず、多く人々に愛されていると言われています。
海外の方からは、その魅力的な飴色が大好評で、この大樋焼でなければダメだという方もいて、非常に熱心なファンがいると言えます。
作品の特徴と価格帯について
大樋長左衛門の作品は、作者によってカラーの雰囲気が違い、それを楽しむことができますが、価格帯も微妙に違うために、よく見て購入することがおすすめとされています。
例えば、購入する場所が大樋焼のギャラリーなのか、北陸を中心とした特産品通販サイトなのか、インターネットオークションなのかによっては大きく価格帯が違います。
ぐい飲み1つとってもその作品が同じこともありませんが、価格帯が一致することもありませんので、1つの作品をよく見て価格帯を考えながら購入するのも良いですし、気に入った作品だから購入するというのも良い方法でしょう。
価格帯があまりにも安いときは偽物を疑うのも必要なことです。